時代のニーズに、新しい発想で応える。
ファッション業界で
“求められる人材”を育成します。
1924年設立の白萩学園は、まもなく100周年を迎えます。その間、ファッション業界の中心は「モノづくり」から「ビジネス」へと移行し、そこで求められる人材も次第に変わってきました。
2016年9月1日、校名を「ファッションビジネスカレッジ東京」に変更した当校は、これまでの他の服飾専門学校にも多かった“服づくり”に重点を置いた教育から、自ら発想する「企画力」をつけるカリキュラムにシフト。ファッションをビジネスとして捉え、ファッション業界でプロとして働くことをめざす人たちが学ぶ場所として新たなスタートを切りました。
ファッションにはトレンドがあり、トレンドは刻々と変わります。大切なのは同じ発想にとどまるのではなく、変わりゆくニーズを的確に捉え、時代が求める新しいものを発想していくことです。そのような力を備えた本物のプロを、業界は求めています。そんな“求められる人材”を、ファッションビジネスカレッジ東京は育成していきます。
当校は、服飾専門教育を行うことを目的として1924年に創立されました。開校以来およそ一世紀が経過しようとしている今。私たちは長い歴史と伝統ある教育を踏まえ、著しく変化するグローバル社会に対応できるファッションスペシャリストとリーダーを目指す若者に、先進の理論と実践で指導しています。
2021年の東京オリンピック開催に向けた中心都市・新宿にありながら、本校近隣には歌舞伎町や大久保など、外国諸国の異文化が交叉するエリアがあります。先進の都市機能と多様な文化が融合するこの地域特性を生かした、国際化・グローバル化に対応できる人材育成は、当校の大きな特長といえるでしょう。特にその基礎となる外国語教育は、日本国内のみならず、中国語圏や英語圏など世界のマーケットで活躍できる人材の育成に大きく寄与するものと確信しています。
授業は、一人ひとりの個性を見極め適切な指導ができるよう、各クラス30名以下の少人数制をとっています。これにより個々のオリジナリティや創造性をより伸ばすことができ、さらに講師と、あるいは生徒同士に密なコミュニケーションが生まれるため、豊かで楽しい学生生活を送れることと思います。一方で講師の先生方は、長年にわたり世界のファッション界やファッション教育の現場で実績を重ねられてきた人ばかりです。また専門学校として重要視しなければならない就職サポートにも力を注ぎ、学生の希望に合わせた就職ができるよう万全な支援を行っています。
創立100周年に向け、新校舎の施工にも着手しました。華やかで奥深いファッション業界に興味をもって集まったみなさんが、ここで学び、世界へ飛び立っていくことを期待しています。
学校法人白萩学園理事長当校が目指すもの、ファッションジジネスとは何か、そして未来へ飛び立つみなさんへの思いについて。「ファッションビジネスカレッジ東京」として新しいスタートを切った2016年より当校を導く濱口副学院長に聞きました。
ファッションビジネスカレッジ東京は、洋服づくりの学校ではなく、ビジネスを伝える学校です。
副学院長として私がしなければならないのは、確かなファッションビジネス教育を行い、ビジネスができる人材を育てることです。
ファッション業界の仕事としてまず誰でも考えるのが、服をつくることでしょう。しかし服をつくっただけで仕事が終わるわけではありません。ファッションビジネスはビジネスであってアートではない、つまり売れなければ意味がないのです。ファッションというのは、服そのものだけではなく、服に付加価値を付けて売るもの。ブランドイメージをどのように確立するか。どのようにPRするか。服づくりと同じくらい、見せ方・売り方も大切です。そこまでを含めた勉強をみなさんにしてもらうために、私たちは幅広いカリキュラムを組んでいます。みなさんが効率的に楽しく学べ、そして卒業時には多くの知識やテクニックがきちんと身についている。そのような教育を私たちは目指しています。
「ファッションビジネスカレッジ東京」の前身である「白萩学園」は、いまから約100年前、1924年(大正13年)に編み物学校として創立されました。現在は「ファッションビジネスカレッジ東京」だけではなく、「東京経理綜合学院」「アニメ・アーティスト・アカデミー」を加えた3つの専門学校を経営する学校法人として、幅広いフィールドで活躍できる人材を育成しています。
ファッションは感性と思われがちですが、感性だけではファッション業界で創造的な仕事をしていくことはできません。新しい発想、新しいものを創り出すためには幅広い知識とテクニックの修得が必要で、当校ではそれらの科目を組み込んだ独自のカリキュラムにより、ビジネスの場に通用する真に実践的な「ファッション教育」を行っています。知識とテクニックをしっかりと身につけ、応用して自分のものを創りあげていく。それを「企画力」と当校では呼んでおり、それこそがファッション業界におけるもっとも重要な資質と考えています。また常に世界のトレンド情報をキャッチして授業で使い、今の時代にふさわしい表現力を身につけていくことも当校の教育の特長です。
基礎学問から技術、ビジネス概論まで。専門分野の深い知識を持ち、経験豊かでレベルの高い講師が指導します。少人数での講義を行うことで、講師が生徒一人ひとりの個性や能力を見極め、それぞれに合った指導をすることができます。
海外で働く場合はもちろん、国内で仕事をしていても海外の会社や人との関係は当たり前のように生まれます。そんな状況に対応できるよう、ファッション業界で必要な英会話の授業を取り入れています。またデザインの授業では常に海外の最新情報、世界のトレンドに触れながら学びます。
これからファッション業界で働きたい人も、すでに働いていてステップアップを目指す人も。
それぞれのライフスタイルに合わせて選べるよう、クラスは午前・午後の2部制となっています。無理せず着実に学びましょう。
午前クラス:9時から13時
午後クラス:14時から18時
ファッション業界に進むためには、まず業界の「今」を知ること。本校では通常の授業において、ファッション業界出身の講師から発せられるメッセージから業界の「今」を知ることができます。また、1年次から継続的にキャリア支援プログラムがスタートします。履歴書作成、面接、筆記試験対策などなどキャリア支援専任スタッフが一人ひとり丁寧に指導します。人事担当者をお招きした学内就職説明会も充実。学内においてファッション業界に数多く触れることにより、好きの先にある未来にみなさんを確実に導いていきます。